そもそもゴルフが上手な人って何が違うのでしょう？
成長が早い人もいればいつまでたっても下手な人もいます。
初めて何年たっても100切り出来ない人もいれば、たった半年ほどで100切り出来る人もいます。
その違いは何なのでしょうか？
一体どんな練習をしているのか？そのコツは？
今回はそんなお話をしていきたいと思います。
上手な人は無理をしない
ゴルフが上手な人は無理をしません。
ゴルフはミスをいかに減らして少ない打数でホールアウトするかのスポーツです。
逆に言えば変に冒険をしなければ良いのです。
例えばグリーンまで残り250ydだとします。
プロだと1打でグリーンに乗せることを考える距離ですが、素人でそんなことできる人はあまりいません。
大体の人は2打で乗せることを考えるでしょう。
とするとここで考えるべきはどうやって近づけるかです。
飛ぶけど安定しないフェアウェイウッドを使って出来るだけグリーンに寄せる、上手くいけばワンオンを狙うか。
飛距離はないけど安定したアイアンを使うか。
前者は上手くいけば良いけど、失敗してスコアを大きく崩すリスクもあります。
そう考えると、後者の方が手堅いプレーが出来ると考えられるでしょう。
220yd→30ydも、125yd→125ydも同じ2打です。
スコアを伸ばすことが出来る人は無理せず手堅いプレーをするものです。
大きく飛ばすことが出来ないはずの高齢者の方が100切り出来るのも、そういった手堅いプレーがあるからこそです。
自分のキャリーを正確に把握する
自分のクラブ毎の飛距離を把握することは大事です。
ここで言う飛距離とは最終的な全距離ではなく、キャリーのことを言います。
要するに打ってから着弾するまでの距離のことです。
もちろん全距離を把握することも大事ですが、キャリーを把握することは非常に大事です。
いくら転がすことが得意な人でも、池や谷を転がすことは不可能です。
ゴルフでは目の前の池や谷を超えなければならない展開は何度もあります。
その時に自身のキャリーを把握していれば、池ポチャやOBのリスクを下げることが可能です。
「不安だから出来るだけ大きく飛ばそう！」と考え過ぎると、力んで失敗してしまうことが多々あります。
そんな時にキャリーをきちんと把握しておけば余計な無理をする必要がなくなります。
自身の事を把握し理解しているというのは、土壇場での自信につながるのです。
一打一打の大事さを理解している
ゴルフの1ホールごとの動きは大体同じです。
ティーショットで飛ばしてセカンドショットで近づけて、アプローチでグリーンに乗せてパターでカップに入れる。
ショートホールやロングホールで打数が変わってきたりしますが大体こんな感じですね。
使うクラブが違うので当然飛距離に差は出てきます。
しかし、250ydのティーショットも1ydのパターも同じ一打です。
この事実はどう頑張っても揺るぎません。
調子よくセカンドショットでグリーンに乗せたとしても、4打パターで失敗してしまうとスコアは6です。
Par4のホールだとダブルボギーになります。
逆にグリーンに乗せるのに4打かかったとしても、1打のパターでカップインできればスコアは5です。
Par4のホールだとボギーになります。
ドライバーでめちゃくちゃ格好良く飛んだから一打おまけ、なんてことはありません。
再三申し上げますが、大事なのは飛ばすことではなく一打でも少なくホールアウトすること。
超ロングショットも短いパットも同じ一打であること。
上手な人はこのことをちゃんと理解しているのです。
効率よく成長するには
ゴルフはただ飛ばせばいいというものではありません。
飛ばなくても考え方やカップインまでの道筋の組み立て方次第で、より早くスコアを伸ばすことが可能です。
上手な人や成長が早い人というのはこの事実に気付いているのです。
そして、これらを実現するための必要なテクニックを習得しています。
悲しい現実ですが最低限のテクニックがなければ手堅いプレーもくそもありません。
いきなり300yd飛ばす練習をしたり、大きく曲げる練習をしたりしません。
自身の現状をしっかりと理解し堅実に練習することが出来る。
それこそがより早くより効率よく成長することが出来る人です。
ここで注意しなければいけないのが、自身の現状を理解しているつもりが独りよがりな考え方になっていないということです。
「これで間違いないはずだ！」
「さっきはちょっと調子が悪かっただけだ！」
素人のこんな考えは大体間違っています。
私もたくさん間違えてきたからこそ分かります。
そんな勘違いに陥る前にちゃんとした実力のある人に見てもらい、教えてもらうことをオススメします。
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きちんとレッスンを受講して、短期間で上達してスムーズにプレーすることが出来るようになりましょう。
そうすると、ゴルフを苦痛に感じることもなく、プレー中も余裕が生まれるので会話が弾みます。
その結果、単なる仕事のコミュニケーションツールとして以上に、ゴルフそのものを楽しむことが出来るようになります。
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